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【材料】トラスト・テック---3Qは営業利益が46.2%増、技術系領域が引き続き好調に成長

トラスト・T <日足> 「株探」多機能チャートより

トラスト・テック<2154>は11日、2018年6月期第3四半期(17年7月~18年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比52.3%増の474.66億円、営業利益が同46.2%増の31.68億円、経常利益が同46.1%増の31.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同32.3%増の16.90億円となった。

セグメント別では、技術系領域(顧客企業の研究開発、設計、生産技術などの技術分野に対する派遣・請負・委託事業)は、好調な輸送用機器や電気機器など当セグメントで比重の高い業種での社員配属が伸長した。2018年3月末時点の同セグメントに従事する社員数は、前期末から310名増加の4,644名となった。

製造系領域(顧客企業の製造工程等における請負・受託・派遣の事業)は、前連結会計年度から引き続き輸送用機器及び機械機器各社からの人材需要が旺盛なことに加え、地元採用を中心とした採用活動の効率化や利益率の高い受注を獲得するなど、利益体質の維持強化を推し進めた。2018年3月末時点の当セグメントに従業する社員数は、前期末からは95名増加の2,513名となった。

海外領域(日本国外における技術・製造分野に対する派遣・請負や、有料職業紹介などの人材サービス事業)は、主に新たに株式を取得した英国の人材派遣会社を傘下に持つ1998 Holdings Limitedの業績が寄与したことによるものである。利益は、第2四半期連結会計期間においてM&Aに伴うアドバイザリー費用等の一時費用を計上した

報告セグメントに含まれない領域として、特例子会社(株式会社トラスト・テック・ウィズ)における障がい者雇用を推進しており、主にグループ間でのフラワーアレンジメント制作物の納品や梱包軽作業などを行っている。

2018年6月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比49.9%増の645.00億円、営業利益が同35.1%増の43.50億円、経常利益が同36.5%増の43.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同39.8%増の26.90億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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