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【材料】ネットイヤーグループ---18/3期は売上高が4.8%増、売上は堅調に推移

ネットイヤー <日足> 「株探」多機能チャートより

ネットイヤーグループ<3622>は11日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比4.8%増の61.89億円、営業損失が0.51億円(前期は2.06億円の損失)、経常損失が0.53億円(同2.09億円の損失)、親会社株主に帰属する当期純利益が3.12億円(同2.97億円の損失)だった。

売上面は、好調な市場環境を受け、ソーシャルメディア、オウンドメディア案件を中心に堅調に推移した。また、上記施策により全体的にプロジェクト利益改善の傾向が見られたものの、施策実行以前に受注したプロジェクトにおけるトラブル発生により開発費用が大幅に増加する見込みとなったこと、前年度に受注損失引当金を計上したプロジェクトの終結にあたり、当初見積もり以上に費用が増加したこと等が利益面に大きく影響し、前年度に続き営業損失となった。プロジェクト収益性改善を当面における経営の最優先課題と認識して、2018年度以降も改善施策を実行する。

2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比1.5%減の61.00億円、営業利益が0.80億円、経常利益が0.79億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同82.1%減の0.56億円を見込んでいる。

《MW》

 提供:フィスコ

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