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【材料】高千穂交易---18/3期は営業利益が32.6%増、システムセグメントが増収増益

高千穂交易 <日足> 「株探」多機能チャートより

高千穂交易<2676>は9日、2018年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比2.8%増の195.70億円、営業利益が同32.6%増の6.63億円、経常利益が同0.9%増の7.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同53.2%減の1.30億円となった。

セグメント別の業績は、システムセグメントのセキュリティ商品類では、小売店向け商品監視システム、外資系企業向け入退室管理システム、タイにおける防火システム等の販売が伸張し増収となった。
その他ソリューション商品類は、クラウド型無線LANやRFIDタグの販売が堅調に推移した。
カストマ・サービス商品類は、セキュリティ商品類及びその他ソリューション商品類の販売増に伴い設置料収入や保守収入が増加した。

デバイスセグメントの電子商品類では、オートモーティブ市場や半導体製造装置向け電子部品の販売が堅調に推移した。
産機商品類では、ATMや遊技市場向けの販売が苦戦し減収となった。

売上増加と販売費及び一般管理費の減少によって営業利益・経常利益は増益となったが、
2014年に買収したGuardfire社ののれんの減損損失を2.53億円計上し、親会社株主に帰属する当期純利益は大きく減益となった。

2019年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比15.0%増の225.00億円、営業利益が同80.8%増の12.00億円、経常利益が同69.8%増の12.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同511.2%増の8.00億円を見込んでいる。

《SF》

 提供:フィスコ

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