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【市況】東京株式(前引け)=リスク選好ムード、米株高背景に朝安後切り返す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前営業日比69円26銭高の2万2536円42銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は8億6511万株、売買代金概算は1兆2580億2000万円。値上がり銘柄数は1503、対して値下がり銘柄数は512、変わらずは68銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は、小安く始まった後は徐々に買いが優勢となった。前日の米国株市場でNYダウなど主要指数が揃って上昇したことなどを背景にリスクオンの流れが意識されている。外国為替市場では1ドル=108円台で推移するなど円安一服の状況にあり、輸出株の一角には売りも出ているが、値上がり銘柄数は1500を超えており、個別物色意欲は旺盛といえる。

 個別では武田薬品工業<4502>が高く、コマツ<6301>も上昇。任天堂<7974>、東京電力ホールディングス<9501>が堅調、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>もしっかり。さが美グループホールディングス<8201>が大幅高、コムチュア<3844>、図研<6947>も値を飛ばした。半面、日本電産<6594>が安く、トヨタ自動車<7203>も冴えない。スミダコーポレーション<6817>が大幅安となったほか、アイスタイル<3660>、ケーズホールディングス<8282>などの下げも目立つ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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