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【注目】前週末2日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

クリエート <日足> 「株探」多機能チャートより

■クリエート <5187>  1,363円 (+175円、+14.7%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率トップ。使い捨て医療器具メーカーのクリエートメディック <5187> が一時ストップ高、年初来高値を更新した。同社は2日午前11時30分に、18年12月期第1四半期(1-3月)の連結決算を発表。営業利益が1億4500万円(前年同期比2.6倍)となったことが買い手掛かりとなったようだ。売上高は24億9000万円(同9.9%増)で着地。主力の国内自社販売は泌尿器系製品が「フォーリートレイキット」を中心に引き続き好調だったほか、海外販売も中国向け泌尿器系製品や欧州向け消化器系製品が堅調に推移した。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■スガイ <4120>  176円 (+21円、+13.6%)

 スガイ化学工業 <4120> [東証2]が4日ぶり急反騰。同社は1日取引終了後、18年3月期通期の単体業績予想の修正を発表した。売上高は53億5000万円から53億1600万円(前期比5.9%増)へ小幅下方修正したものの、営業利益は6000万円から9300万円(前期は7800万円の赤字)へ、最終利益は5000万円から1億600万円(同1000万円の赤字)へ上方修正した。売上高は、前回予想を若干下回る見通しとなったが、利益面では工場稼働率の復調による製造原価率の改善、固定費の削減などにより、営業利益、経常利益ともに前回予想を上回る見込みとなった。また、特別利益で受取保険金5600万円を、特別損失で支払補償金2000万円などを計上し、最終利益も前回予想を上回る結果となった。

■アウトソシン <2427>  2,135円 (+251円、+13.3%)

 東証1部の上昇率2位。アウトソーシング <2427> が3連騰。1日の取引終了後、第1四半期(1-3月)連結決算を発表しており、売上高631億9800万円(前年同期比25.8%増)、営業利益20億5000万円(同44.3%増)、純利益11億8600万円(同2.2倍)だった。国内技術系 アウトソーシング事業、国内製造系アウトソーシング事業が大幅に売上高・利益を伸ばしたほか、米軍施設向けやコンビニエンスストア向け中心に国内サービス系アウトソーシングも順調だった。また海外では、1月のドイツでの法改正に伴いスタッフが減少しコストが膨らんだものの、技術系、製造系およびサービス系ともに売り上げを伸ばし増益を確保した。なお、18年12月期通期業績予想は、売上高2900億円(前期比26.0%増)、営業利益138億円(同21.5%増)、純利益69億円(同11.7%増)の従来見通しを据え置いている。

■リケンテクノス <4220>  579円 (+42円、+7.8%)

 東証1部の上昇率6位。塩ビコンパウンド大手のリケンテクノス <4220> が続急伸。同社は1日取引終了後に、19年3月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを63億円(前期比16.7%増)としていることや、年間配当計画を前期比1円増配の13円としていることが好感されたようだ。売上高は1000億円(同5.7%増)を予想。国内外での投資設備の効率的な活用と無駄の削減でコストを引き下げるとともに、高品質の製品を製造し生産活動における“稼ぐ力”を強化することで、グローバルで着実に売り上げおよび利益を上げていくとしている。

■ヤマトHD <9064>  2,981.5円 (+175円、+6.2%)

 東証1部の上昇率10位。ヤマトホールディングス <9064> が4日ぶり急反発し年初来高値を更新。1日取引終了後発表した19年3月期業績予想で、売上高1兆6000億円(前期比4.0%増)、営業利益580億円(同62.5%増)、純利益360億円(同97.5%増)と大幅な増益を見込んでいることが好感された。宅急便取り扱い数量は総量コントロールの継続により減少するものの、プライシングの適正化により単価は緩やかに上昇することから、売上高は増加する見通し。また、社員給与を中心に人件費は増加するが、外部委託コストを中心としたコストコントロールが寄与し、利益を大幅に押し上げる見込み。年間配当は前期比1円増の28円を予定している。18年3月期業績は、売上高1兆5388億1300万円(前の期比4.9%増)、営業利益356億8500万円(同2.3%増)、純利益182億3100万円(同1.0%増)だった。

■JT <2914>  3,050円 (+164.5円、+5.7%)

 JT <2914> が3日ぶりに反発。1日の取引終了後、たばこ用デバイス「プルーム・テック」スターターキットおよび専用たばこカプセル「メビウス・フォー・プルーム・テック」5銘柄の販売エリアを拡大し、6月4日から順次、全国の一部たばこ販売店で販売を開始すると発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。また、7月2日からは、全国のコンビニエンスストアなどでも順次販売を開始する。同時に発表した第1四半期(1-3月)連結決算は、売上高5150億5000万円(前年同期比1.8%増)、営業利益1467億7500万円(同1.5%減)、純利益1040億1100万円(同1.4%減)だった。海外たばこ事業はGFB(グローバル・フラッグシップ・ブランド)の販売好調やフィリピン、インドネシア、エチオピアでの買収効果、さらにイランやロシア、台湾などでのプライシングが奏功し堅調だったが、国内たばこ事業は「プルームテック」が伸長したものの紙巻の販売減少をカバーするには至らなかった。また、円高の影響もあって減益を余儀なくされた。なお、18年12月期通期業績予想は売上高2兆2200億円(前期比3.8%増)、営業利益5610億円(同横ばい)、純利益3940億円(同0.4%増)の従来見通しを据え置いている。

■ハウスドゥ <3457>  4,160円 (+170円、+4.3%)

 ハウスドゥ <3457> が4日ぶりに反発。2日、同社のWEBシステム「DONETWORK!、housedo.com、Do-Search!」が、経済産業省の「サービス等生産性向上IT導入支援事業(IT導入補助金)」において、2年連続で「IT導入支援事業者」に認定されたと発表しており、これを好材料視した買いが入った。「DONETWORK!」は、不動産業務に必要な物件・顧客・業者・契約といった情報を一括管理する不動産仲介事業基幹システム。今回の認定により、「DONETWORK!」の導入企業は、最大50万円の補助金を受け取ることができるという。

■MARUWA <5344>  9,660円 (+310円、+3.3%)

 MARUWA <5344> が後場一段高で3日続伸。同社は4月27日、19年3月期の連結業績予想を発表した。売上高は403億円(前期比4.6%増)、営業利益は98億円(同6.8%増)、経常利益は98億5000万円(同11.1%増)、最終利益は65億5000万円(同18.1%増)を見込んでいる。半導体向けなどを中心に、主力のセラミック部品が堅調に推移するとみている。なお、今期の設備投資については、車載関連、省エネ・環境関連、半導体関連、医療・工業関連などに、国内外の生産拠点で市場環境に適した投資を考えているという。

■よみうりランド <9671>  4,910円 (+150円、+3.2%)

 よみうりランド <9671> が大幅反発。1日の取引終了後、集計中の18年3月期連結業績について、売上高が従来予想の201億5000万円から209億2100万円(前の期比0.6%減)へ、営業利益が13億5000万円から23億1500万円(同9.9%増)へ、純利益を19億8000万円から26億2300万円(同26.1%減)へ上振れて着地したようだと発表しており、これを好感した買いが入った。公営競技部門の売り上げが好調に推移したことに加えて、経費削減に努めたことなどが売上高・利益を押し上げたとしている。

■ヤマハ <7951>  5,380円 (+150円、+2.9%)

 ヤマハ <7951> が反発。1日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想で、売上高4420億円(前期比2.1%増)、営業利益550億円(同12.6%増)、純利益400億円(同26.4%減)と営業利益で過去最高益を見込んでいることが好材料視された。電子楽器新製品の市場浸透の進捗で主力の楽器事業が先進国で回復基調にあるほか、中国市場での高成長も続く見通し。また、FA機器や自動車内装部品の販売も伸長する見込みだ。なお、想定為替レートは1ドル=105円(18年3月期111円)、1ユーロ=125円(同126円)としている。18年3月期連結決算は売上高4329億6700万円(前の期比6.1%増)、営業利益488億3300万円(同10.2%増)、純利益543億7800万円(同16.4%増)だった。同時に、消却前発行済み株数の2.89%に相当する570万株の自社株を6月26日付で消却すると発表した。

■サイバー <4751>  5,990円 (+140円、+2.4%)

 サイバーエージェント <4751> が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付で、投資判断「ニュートラル」を継続しつつ目標株価を4650円から5200円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。1-3月期の決算を踏まえて、新規タイトル「プリンセスコネクト!Re:Dive」を主因とする好調なゲーム事業の予想を修正し、18年9月期の営業利益予想を363億円から398億円へ、19年9月期を同423億円から459億円へ、20年9月期を同484億円から513億円へそれぞれ引き上げている。

■ポーラHD <4927>  4,910円 (+105円、+2.2%)

 ポーラ・オルビスホールディングス <4927> が4日続伸。1日の取引終了後に発表した第1四半期(1-3月)連結決算が、売上高595億2600万円(前年同期比6.2%増)、営業利益99億4300万円(同8.9%増)、純利益64億600万円(同10.9%増)となり、順調な滑り出しとなったことが好感された。主力のビューティケア事業で、ORBISブランドは苦戦したものの、基幹ブランドであるPOLAブランドは既存顧客売り上げが堅調に推移した。また、育成ブランドであるTHREEブランドおよびDECENCIAブランドも好調に推移したほか、販管費の抑制も貢献し利益を押し上げた。なお、18年12月期通期業績予想は、売上高2530億円(前期比3.5%増)、営業利益415億円(同6.7%増)、純利益280億円(同3.2%増)の従来見通しを据え置いている。

■キッコマン <2801>  4,870円 (+75円、+1.6%)

 キッコーマン <2801> が6日続伸し連日の上場来高値更新となった。SMBC日興証券が1日付で投資評価「2」を継続し、目標株価を4500円から5000円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券によると、新中期経営計画の21年3月期営業利益目標450億円、年平均成長率8%は射程範囲で、成長と安定の両立を持続できる基盤があると評価。北米しょうゆは成長スピードの加速(増収率は過去3期4%増→今後3期5%増)が狙えるほか、国内では付加価値品強化により、21年3月期営業利益率8%(15年度4.6%→17年度6.5%)を目指すとしており、2ケタ成長を実現することは簡単ではないが、難しすぎるものではないと指摘している。

■村田製作所 <6981>  14,340円 (+205円、+1.5%)

 村田製作所 <6981> 、アルプス電気 <6770> 、日東電工 <6988> 、TDK <6762> 、ローム <6963> など電子部品株が軒並み買い優勢の展開となった。1日発表された米アップルの決算発表では、4-6月の売上高見通しについて515億ドル~535億ドルになるとの見通しを示した。市場コンセンサスはこの見通しの下限であったことが、投資家の不安心理を後退させた。村田製を筆頭にアップルの有力サプライヤーである日本の電子部品メーカーにとっても買い材料となった。足もと1ドル=109円90銭近辺の推移と円安が進行していることもプラスに働いた。

■カワチ薬品 <2664>  2,570円 (+36円、+1.4%)

 カワチ薬品 <2664> が3日ぶり反発。1日取引終了後に発表した4月度売上高で、既存店売上高が前年同月比2.2%増となり、3ヵ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。昨年に比べ気温の高い日が続いたことから、季節関連商材が好調に推移した。なお、全店売上高は同4.5%増となり、こちらも3ヵ月ぶりに前年実績を上回った。

■Jフロント <3086>  1,804円 (+21円、+1.2%)

 J.フロント リテイリング <3086> が3日続伸。1日の取引終了後に発表した4月度の売上速報で、百貨店事業の合計売上高が前年同月比5.1%増と13ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。気温が平年より高く推移したことで、ブラウスやワンピースなどが好調に推移したほか、婦人の帽子、パラソルなども活発に動いた。また、化粧品、ラグジュアリーブランド、美術宝飾品も売り上げを大きく伸ばした。なお、大丸松坂屋百貨店の免税売上高は、同50%増(客数45%増、客単価3%増)だった。

■ワークマン <7564>  4,405円 (+50円、+1.2%)

 ワークマン <7564> が反発。1日取引終了後に発表した4月度の月次売上高で、既存店売上高が前年同月比7.1%増と7ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。全国的に気温の高い日が多かったことで、カーゴパンツや長袖シャツ、接触冷感機能のコンプレッションウエアやTシャツ、メッシュ靴下など春夏商品が好調に推移した。なお、チェーン全店売上高は同8.7%増だった。

※2日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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