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【市況】米国株見通し:米中交渉いったん織り込み底堅い

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物  2626.00(-5.75) (17:00現在)
ナスダック100先物  6645.25(-19.25) (17:00現在)

17時時点のグローベックス米株式先物市場でS&P500先物とナスダック100先物は小安く推移している。NYダウ先物は60ドル安程度で推移。欧州市場は総じて小高く推移している。原油相場は小安い推移となっている。こうした流れを受け、4日の米株式市場はやや売り先行で始まるとみられる。

3日から北京で始まった貿易摩擦の問題を巡る米中両政府の交渉に警戒感が強く、同日の米株式市場は揺れ動いた。4日朝、ムニューシン米財務長官は良い対話をできているとした。しかし、米中とも通商協議の進捗状況や成果を公開していないため、市場では交渉の難航が警戒されており、それが現時点でのグローベックス米株式先物市場が小安くなっている背景にあるとみられる。ただ、米中貿易交渉に対する警戒感は3日の一時的な相場急落で取り敢えず織り込まれ、4日の米株式市場は底堅い展開が予想される。

本日は4月の雇用統計が発表される。3月の非農業部門雇用者数が前月比+10.3万人と増加ペースを急減速させたため、4月は同+19.2万人と反動増が予想されており、これを大きく上回る可能性もある。強めの数字ほど米国経済への安心感が強まり、市場で歓迎されるとみられる。その一方、4月の平均時給は前月比+0.2%と3月の同+0.3%から低下が予想されており、米長期金利の低下を促す材料となりそうだ。

《KK》

 提供:フィスコ

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