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【経済】南北首脳会談を終えての各国の反応、経済指標やFOMCなど米経済の動向は見逃すな!住信SBIネット銀行(三井智映子)


こんにちは。フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週は歴史的な南北首脳会談が行われましたね!韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、軍事境界線である板門店の韓国側の施設の「平和の家」で会談を行い、豊渓里の核実験場を閉鎖することが約束されて北朝鮮リスクは後退したといえそうです。とはいえ、レポートでは『共同宣言では非核化に向けた具体策は示されず、想定の範囲内の会談となりました』と伝えているように、今後の成り行きも注視すべきでしょう。

また、先週の米経済指標を見ていきますと、米消費者信頼感指数や新築住宅販売が予想を上振れしたほか、節目の3%を超えた米10年債利回りが懸念されました。しかし米1-3月期GDP速報値は前期比年率+2.3%と市場予想を上回ったものの、成長率はやや鈍化していることで「良い結果だが良すぎない」という、現在の米市場にとっては歓迎すべき結果になったのではないでしょうか。米10年債利回りが低下していることも買い安心感につながりそうですね。

では今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

まずレポートでは、『27日の歴史的な南北朝鮮首脳会談に対する週明け以降の米トランプ政権の反応が注目されるほか、対北朝鮮政策で主導権を得たい中国の思惑も注目されるだけに、米中間の覇権争いが米中間の貿易問題を巡る交渉に影響を及ぼすのか注意する必要があるかもしれません』と伝えています。

加えて、引き続き米長期金利の指標となる米10年債利回りの水準もチェックすべきですね。レポートでも、『今週のFOMCを前に代表的なインフレ指標の一つである米個人消費支出、個人消費支出コアデフレーターに対する債券市場の反応からも目が離せません。米10年債利回りは先週一時3.0%台へ上昇するなど高値圏での推移を続けているだけにNY株式市場への影響が懸念され始める中で、こうした米インフレ関連指標やFOMCで次回6月の利上げを確実視する声明文が示されるか注目されます』と分析しています。

また今週は重要な経済指標が目白押しです。レポートでは、『ISM製造業、非製造業景況指数のほか、4月雇用統計にも注目です。雇用統計では就業者数について前月の予想外の鈍化からどの程度回復しているのか、平均で前月比毎月20万人増のペースが維持されるか、さらには時間給賃金の動向もインフレ動向を見る上からも注目されます』と紹介しています。

そして、『税制改革などトランプ政権の景気刺激策が今後の米国の成長率を高めていくとの予想もあるだけに、今後賃金上昇圧力を高めるとの見方を背景に時間給賃金が前年比+2.7%の市場予想を上回るのか注目されます。また高値圏で推移している10年債利回りがFOMCや雇用統計を受けて一段と上昇し注意水域とされる3.3%超えが意識される水準まで上昇するのか注意が必要です』と伝えています。雇用統計については「住信SBIネット銀行の気になるレポート」で詳しく今月もご紹介致しますので、そちらも読んでみてくださいね。

今週日本は大型連休ですが、『6月以降に予定される日米通商交渉に向けて過度な円安・ドル高が進行した際の米国からのドル高牽制発言にも注意しながらドル/円の堅調地合いを確認する一週間となりそうです』とレポートで伝えているように今週は今後の株価の動向を把握する上でも重要な一週間となりそうです。しっかり確認してまいりましょう。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子

《DM》

 提供:フィスコ

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