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【市況】2日の中国本土市場概況:上海総合0.03%安で小反落、資源・素材関連さえない

上海総合 <日足> 「株探」多機能チャートより

連休明け2日の中国本土市場は小動き。主要指標の上海総合指数は、前日比1.05ポイント(0.03%)安の3081.18ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、1.03ポイント(0.03%)安の3226.89ポイントで取引を終えている。

米中閣僚による通商協議を3日に控え、交渉の行方を見極めたいとするスタンスが強まっている。中国が知的財産権を侵害しているとして、トランプ大統領が中国製品に対して高関税を課すと表明したことに端を発し、両国間で報復措置の応酬が続いていた。通商協議では両国ともに強硬姿勢で臨むとの観測があり、1度の会議では歩み寄りがみられないと味方も広がっている。週初に公表された4月の中国製造業PMIが上振れたことを好感し買いが先行したものの、指数は程なくマイナスに転じた。

業種別では、資源・素材関連が安い。中国神華能源(601088/SH)が3.3%、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.9%、中国アルミ(601600/SH)が3.4%ずつ下落した。ITハイテク関連株、発電株、海運株なども下げが目立っている。

半面、医薬品株はしっかり。四半期業績の9割増益を引き続き手がかりに、広州白雲山医薬集団が5.4%高と続伸した。このほか浙江医薬(600216/SH)が6.8%高、康美薬業(600518/SH)が3.3%高などと値を上げている。政府が医薬産業向けに、支援スタンスを続けていることもプラスだ。保険株や証券株、自動車株、交通インフラ株、食品・飲料株なども物色された。

一方、外貨建てB株の相場は値下がり。上海B株指数が2.86ポイント(0.90%)安の316.03ポイント、深センB株指数が10.31ポイント(0.96%)安の1067.44ポイントで終了した。


【亜州IR】

《FA》

 提供:フィスコ

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