【通貨】5月1日のNY為替概況
ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
1日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円52銭から109円89銭まで上昇し、109円85銭で引けた。
米国の3月建設支出や4月ISM製造業景況指数が予想を下回ったものの、ISM支払い価格が予想を上回り2011年4月以降7年ぶり高水準となったため、インフレ上昇や速やかな利上げ観測が強まり、ドル買いが加速した。
ユーロ・ドルは、1.2038ドルから1.1982ドルまで下落し、1.1990ドルで引けた。欧米金利差の縮小観測が大幅後退し、ユーロ売り・ドルの買い戻しが継続。
ユーロ・円は、131円97銭から131円57銭へ下落。株安を嫌ったリスク回避の円買い優勢となった。
ポンド・ドルは、1.3679ドルから1.3588ドルまで下落。低調な英国の経済指標を受け、利上げ観測が一段と後退。ポンド売りが継続した。
ドル・スイスは、0.9931フランから0.9970フランへ上昇した。
[経済指標]・米・3月建設支出:前月比-1.7%(予想:+0.5%、2月:+0.1%)・米・4月ISM製造業景況指数:57.3(予想:58.5、3月:59.3)・米・4月製造業PMI改定値:56.5(予想:56.5、速報値:56.5)
《KY》
提供:フィスコ