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【材料】三井E&Sが急落、19年3月期は営業損益黒字転換予想も市場見通しに届かず

三井E&S <日足> 「株探」多機能チャートより
 三井E&Sホールディングス<7003>が急落し、年初来安値を更新。27日取引終了後、19年3月期業績予想を発表し、売上高6700億円(前期比4.7%減)、営業損益100億円の黒字(前期52億2400万円の赤字)、純損益40億円の黒字(前期101億3700万円の赤字)と黒字転換を見込むが、市場予想平均の営業利益187億円に届かないことから、失望感による売りが出ているようだ。

 船舶セグメントは建造隻数の減少で操業度が下がる影響により赤字となるものの、海洋開発セグメントは新規プロジェクトを受注し高水準の売り上げ、利益を見込むほか、機械セグメントも引き合い豊富なコンテナクレーン生産などで前期並みの売り上げと利益を確保する見通し。期末配当金は現時点で未定としている。

 18年3月期業績は、売上高7032億1600万円(前の期比3.9%減)、営業損益52億2400万円の赤字(前の期83億400万円の黒字)、純損益101億3700万円の赤字(前の期121億9400万円の黒字)だった。営業損益は、従来予想の20億円の赤字から約32億円悪化して着地した。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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