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【材料】<動意株・27日>(前引け)=サイバーエージ、アンリツ、京セラ

サイバー <日足> 「株探」多機能チャートより
 サイバーエージェント<4751>=一時ストップ高に買われ、上場来高値を更新。この日、同社のゲーム子会社のCygames(サイゲームス)が任天堂<7974>とスマートデバイス向けゲームアプリ事業で業務提携すると発表したことが好感された。また、26日の取引終了後に発表された18年9月期第2四半期(17年10月~18年3月)の連結営業利益は前年同期比38%増の197億3000万円と好調だった。主力のインターネット広告事業やゲーム事業が好調で、インターネットテレビ「AbemaTV」の赤字を吸収した。

 アンリツ<6754>=大幅高。同社が26日取引終了後に発表した19年3月期の連結業績予想は、売上高が920億円(前期比7.0%増)と増収を確保し、営業利益は66億円(同34.4%増)、最終利益は50億円(同73.6%増)と高水準の伸びを見込んでいる。通信計測器の販売が好調なほか、X線検査機などの需要も好調で全体業績に貢献する見通し。今後は次世代通信規格の5G関連で需要を取り込むことが予想される。

 京セラ<6971>=急反騰。同社は26日取引終了後発表した19年3月期業績予想(IFRS)で、売上高1兆6500億円(前期比4.6%増)、営業利益1540億円(同61.1%増)、当期利益1340億円(同63.8%増)と大幅な増益を見込んでいることが好感されている。引き続き情報通信、自動車関連、半導体産業市場向けに好高機能部品の需要増を見込むとともに、生産能力の拡充やM&A効果が売り上げに寄与する。また、増収効果に加え、AIやロボットの活用などによる製造原価の低減および生産性の向上により、利益が大幅に伸長する見通し。年間配当は前期の120円を継続する予定。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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