【市況】27日の株式相場見通し=売り物こなし続伸、南北首脳会談の動向注視
日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
26日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比238.51ドル高の2万4322.34ドルと大幅続伸した。IT関連株などの上昇が牽引役となり、NYダウやナスダック指数は大幅高となった。好決算を発表したフェイスブックが急伸したほか、アップル、アマゾン・ドット・コムも上昇した。同じく決算内容が好感され半導体のアドバンスド・マイクロ・デバイス(AMD)が上昇したことを受け、インテル、エヌビディアも値を上げた。ビザやキャタピラーも高い。半面、ウォルト・ディズニーやメルク、アメリカン航空グループなどが安い。ナスダック総合株価指数は、前日比114.939ポイント高の7118.677と6日ぶりに急反発した。
日程面では、営業代行事業(NHKの契約・収納代行業務)、メディア事業(チャットによる不動産仲介、ゲーム攻略サイトの運営)を手掛けるエヌリンクス<6578>が東証ジャッダック市場に新規上場する。
このほかに、黒田日銀総裁会見、日銀の4月の展望リポート、3月の鉱工業生産指数・完全失業率・有効求人倍率・新設住宅着工戸数に注目。海外では、南北首脳会談、米独首脳会談、ASEAN外相会議、ユーロ圏財務相会合、米1~3月期のGDP速報値、英1~3月期のGDP速報値が焦点となる。(冨田康夫)
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)