【材料】東洋紡は反落、中東向けやスポーツ衣料の市況悪化で18年3月期業績は計画下振れ
東洋紡 <日足> 「株探」多機能チャートより
超高透明ポリエステルフィルム「コスモシャイン SRF」が前の年に比べて販売は拡大したものの、計画に対しては未達に終わったほか、繊維事業で中東向け特化生地やスポーツ衣料製品の市況悪化が続いたことが要因。想定以上の原料価格高騰の影響が続いているため一部製品で値上げを実施したが、第2四半期でのGMP(医薬品などの製造および品質管理基準)対応費用の一括計上やスポーツ衣料製品の在庫処理に伴う費用計上をカバーするまでには至らなかった。なお、純利益は和解金など約74億円を特別損失として計上したため減少幅が大きくなった。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)