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【材料】キヤノン電子は朝安スタートも切り返す、第1四半期営業利益2.6%減も想定内との見方

キヤノン電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 キヤノン電子<7739>は朝安スタートも切り返し6日続伸となっている。24日の取引終了後に発表した第1四半期(1~3月)連結決算は、売上高218億1700万円(前年同期比5.3%増)、営業利益29億5500万円(同2.6%減)、純利益19億7100万円(同8.0%減)と営業減益だったことから売りが先行したが、想定内との見方が強まり売り一巡後は徐々に買いが優勢となっている。

 絞りユニットなどのカメラ部品が伸長したほか、レーザープリンター・複合機向けのレーザースキャナーユニットで新製品の生産開始や既存製品の生産増加などがあり、主力のコンポーネント部門が伸長し売上高は増収を確保した。ただ、電子情報機器セグメントのレザープリンターが減少したほか、販管費の増加などがあり減益を余儀なくされた。

 なお、18年12月期通期業績予想は、売上高850億円(前期比1.5%増)、営業利益99億4500万円(同3.5%増)、純利益77億9000万円(同0.7%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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