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【市況】東京株式(寄り付き)=米株急落を受け売り優勢

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 25日の東京株式市場は売り優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前営業日比159円安の2万2118円と反落。

 前日の米国株市場ではNYダウが一時600ドルを超える急落をみせ、引けも400ドル以上の下落となったことから、東京市場でもリスク回避の売り先行を余儀なくされている。米キャタピラーの大幅安は市場心理を冷やしており、世界景気減速懸念が輸出株中心に重荷となりそうだ。米長期金利はついにフシ目の3%台に乗せ、これも米国株市場にネガティブに作用している。ただ、外国為替市場では1ドル=108円台後半の推移と円安が進んでおり、これが主力株の下値を支える材料となる可能性もある。一方、企業の決算発表が本格化してくることで、個別銘柄についても神経質な展開が想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、保険、倉庫、空運を除き安い。値下がりで目立つのは鉄鋼、海運、機械、不動産、鉱業など。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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