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【材料】新日建物は上値追い明示、リノベーション好調で不動産流動化関連として人気続く

 新日本建物<8893>が朝安後に下ヒゲをつけて切り返し、上値指向を明示している。日銀のステルス・テーパリングなどの思惑が市場では根強いものの、黒田日銀総裁は強力な金融緩和の必要性を改めて主張しており、当面はイールドカーブ・コントロールにより長期金利の低位安定が担保された状態にある。不動産流動化ビジネスを手掛ける銘柄群には追い風が強い。同社は戸建てやマンション分譲のほかリノーベーション・マンションを手掛け訪日観光客の増加を背景に好収益環境を享受している。18年3月期営業利益は従来予想の8億8000万円から11憶7000万円(前期比40%増)へ大幅増額。さらに19年3月期も利益成長トレンドが継続するとみられている。PER8倍は指標面からも割安感が強い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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