2018年04月23日10時26分 【材料】任天堂が全市場で断トツの売買代金、決算発表前に株価も上値追い継続 任天堂 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより 任天堂<7974>が続伸で25日移動平均線との下方カイ離を解消した。前週末に1740円高と大きく上昇したが、きょうも目先筋の利益確定売りをこなし上値指向を継続している。売買代金は10時20分過ぎ現在で約750億円と、全市場ベースで2位以下を大きく引き離し断トツとなっている。個人投資家の回転売買のほか、今月に入ってからは一部海外投資家の資金流入も観測されていた。足もとは外国為替市場で1ドル=107円台後半に円安に振れていることも株価押し上げ要因となっている。 同社は今週26日に18年3月期決算発表を行う予定だが、営業利益段階で前の期比5.4倍の1600億円見通しと急拡大が予想されている。これについて株価は織り込み済みとみられるものの、マーケットの視線は19年3月期の業績予想に向いており、「ニンテンドースイッチ」の販売計画と合わせ市場関係者の視線は熱い。 出所:みんなの株式(minkabu PRESS)