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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ロコンド、ウエストHDなどが大幅続伸

ウエストHD <日足> 「株探」多機能チャートより

<1407> ウエストHD 763 +36
大幅に4日続伸。いちよし証券がレーティングを「B(中立)」から「A(買い)」に、フェアバリューを800円から1000円に引き上げている。コスト低減効果で再生可能エネルギー事業の利益率改善が想定以上となっていることに加え、電力調達価格上昇で赤字となった電力事業も下期には損益改善に向かうと予想。豊富な受注案件、ストック型ビジネス拡大などから増益に転じるとみている。

<3558> ロコンド 1350 +100
大幅に3日続伸。インターネットでの婦人・紳士服の販売を手掛けるマガシークと相互出店すると4月19日の取引終了後に正式発表している。マガシークはNTTドコモ<9437>の子会社で、ファッションECサイト「d fashion」などでアパレルを中心とした商品を展開している。両社が相互出店することにより、互いに相手方が保有する在庫情報の共有が可能となり、大幅な品揃えの拡大が実現し、取扱高が増加すると見込んでいる。

<3537> 昭栄薬品 3445 +175
大幅続伸。18年3月期の純利益を従来予想の2.62億円から3.14億円(前期は2.61億円)に、期末配当を1株あたり45.00円から53.00円(同45.00円)にそれぞれ引き上げている。事業とかかわりの深い界面活性剤業界の生産・販売活動がおおむね堅調に推移したことから、主力の化学品事業が比較的好調に推移した。純利益に対して20%以上の配当性向を目標としており、増益に合わせて配当も増額修正した。

<9909> 愛光電気 1817 +114
急伸。18年3月期の純利益を1.20億円から1.67億円(前期は1.02億円)に、期末配当を35.00円から45.00円(同7.00円、昨年9月に5株を1株とする株式併合を実施)にそれぞれ引き上げている。貸倒引当金繰入額の減少及び保険解約返戻金等の営業外収入の増加、税金費用の減少により純利益は従来予想を上回る見込みとなった。業績上振れを受けて期末配当も見直した。

<4316> ビーマップ 1284 +100
大幅に3日続伸。18年3月期の営業損益を従来予想のトントンから0.20億円の黒字(前期は0.97億円の赤字)に引き上げている。ワイヤレス・イノベーション事業を中心に売上伸長し、ソリューション事業でも業績の改善が見られた。また、福岡事業所閉鎖に伴う固定費の削減に加え、外注費等の縮小により売上総利益が改善し、利益を押し上げた。黒字転換が好感され、投資資金が集まった。

<9270> SOU 6170 +70
3日ぶり反発。4月19日に提出された変更報告書で、投資信託運用会社のレオス・キャピタルワークスが保有株を増加させたことが明らかになっている。保有株数は54万4500万株(保有割合9.01%)で、報告義務発生日は13日。レオスは今月5日に同社株45万1800株(同7.48%)を保有していることが判明したばかり。比較的短期間での買い増しとあって、投資家の間で買い材料視されたようだ。

《DM》

 提供:フィスコ

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