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【通貨】NY為替:日米首脳会談への警戒感でドル・円は伸び悩む

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円21銭まで上昇後、106円90銭へ反落し107円00銭で引けた。良好な米国の住宅着工件数や、鉱工業生産を好感したドル買いが優勢となった。しかし、日米首脳会談の開催を控え、貿易問題などの懸念がくすぶり、ドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.2336ドルまで下落後、1.2374ドルまで反発し、1.2370ドルで引けた。低調なドイツの景気期待指数に失望したユーロ売りが継続。ユーロ・円は、132円46銭から132円11銭へ下落した。日米首脳会談を控えた貿易摩擦への懸念にリスク回避の円買いが優勢となった。ポンド・ドルは、1.4336ドルから1.4283ドルへ下落した。ドル・スイスは、0.9626フランから0.9678フランへ上昇した。安全資産としてのフラン買いが大幅に後退した。

《MK》

 提供:フィスコ

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