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【特集】フォーバル Research Memo(5):2018年3月期の10期連続営業・経常増益に向け順調な進捗

フォーバル <日足> 「株探」多機能チャートより

■今後の見通し

フォーバル<8275>の2018年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比3.5%増の52,000百万円、営業利益が同10.0%増の2,800百万円、経常利益が同7.0%増の2,800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.0%増の1,700百万円と増収増益を予想しており、実現すれば、10期連続の営業・経常増益となる。第3四半期を終えて期初の予想を据え置いている。

売上高に関しては、前期比3.5%増、営業利益では同10.0%増と着実に成長する計画である。総合環境コンサルティングビジネスグループでは依然として外部環境が厳しくマイナス要因になるものの、主力のフォーバルビジネスグループを始めとする他の事業は順調に推移している。売上高の第3四半期進捗率は72.0%(前期は70.4%)であり、同社の事業の特性がストック型ビジネスであることからすれば、期初計画の達成が射程に入ってきたと言えるだろう。

各利益に関しても進捗は順調である。営業利益の第3四半期進捗率は61.3%(前期は65.8%)、経常利益では63.7%(前期は67.9%)であり前期並み。第4四半期 にかけて業績が上がる同社の例年の傾向からすれば、確実に計画値にミートしてくるだろう。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫)

《MH》

 提供:フィスコ

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