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【経済】今週の主なスケジュール、SMBC日興証券(花田浩菜)

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

4/16付の「DailyOutlook」では、今週の主なスケジュールについて考察しているのでご紹介します。

まず同レポートでは、『シリアのアサド政権による化学兵器使用疑惑に関し、米国は13日夜(日本時間14日午前)、英国、フランスと合同でシリアへの空爆を約1年ぶりに実施したと発表した。1年前の空爆時には、4月6日に111円台だったドル円は、数日後には108円台にまで下落した』と伝えています。

続けて、一方で、日経平均は同月6日終値から14日終値にかけて弱含んだものの、値幅は261円、率にして1.4%の下落にとどまり、影響は相対的に軽微であったことを挙げ、『しかも昨年は、北朝鮮リスク(4月16日にミサイル発射し失敗)、仏大統領選(4月23日が第1回投票)、米一部政府機関の閉鎖リスク(4月28日が暫定予算期限)など、今回以上に不透明要因が山積していた。一方、一昨日、国連安全保障理事会でロシアが提出したシリア攻撃を非難する決議案は反対多数で否決されている。為替市場は比較的落ち着いた動きを見せており(7時30分時点)、市場への影響は限定的とみていいのではないか』と分析しています。

さらに、『4月第1週に海外投資家は日本株(現物・先物)を13週ぶりに買い越した。また日経平均は足元で短期(25日移動平均線)、中長期(同200日)の下値抵抗線をともに上回って推移し始めており、投資環境は改善しつつある。株価下落局面は押し目買いの好機ととらえたい』とまとめています。

最後にレポートでは、『今週の主なスケジュール』を紹介していますので、詳しくは4/16付の「DailyOutlook」をご覧になってみてください。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

《ST》

 提供:フィスコ

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