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【市況】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2018年4月16日8時半に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.970(前日比↑) :(前日2.962)
◆米10年債金利:2.825(前日比↓)
◆米2年債金利:2.361(前日比↑)
◆米10・2年債金利差:0.464(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.790(前日比↑)
◆ドル円: 107.45円(前日比↑)
◆NY金:1,347.80(前日比↑)
◆シカゴ先物: 21,880円(金曜日15時比105円)

■今週の日経平均株価予想(4月16日~4月20日)
始値:21,880円(先週末比↑)
高値:22,000円(先週末比↑)
安値:21,400円(先週末比↓)
終値:21,700円(先週末比↓)

■今週の日経平均株価予想
NY市場の米10年債金利は低下、ドル円とNY金は共に上昇。独自総合指数は2.970(前日比↑)と上昇。朝7時のシカゴ先物は21,880円(金曜日15時比105円)辺りで始まる。始値はシカゴ先物にサヤ寄せ21,880円辺りで始まり、高値は22,000円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間の安値は21,400円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。終値は、下げ幅を縮めて21,700円辺りまで戻すと想定。先週末の日足は、上髭を残して終値は陰線の21,779円で終えています。今週は、17~18日の日米首脳会談までは小幅推移、38週移動線(21,628円)辺りを挟んでの展開を予想、38週移動線が支持線を継続できるかがポイントになるでしょう。今週の上値目安は22,000円辺りが抵抗線、下値目安は25日移動線(21,484円)辺りが支持線と想定、この両移動線辺りを挟んでの展開と予想しています。地政学と国内政治リスク要因次第では大きく動く場面もありそうです。
■テクニカル分析: 今週中には、18週移動線(22,325円)が26週移動線(22,309円)を下方向に陰転して抵抗帯を形成すると想定、この2番目の抵抗帯は概ね上値の重石になりそうです。今後の18週移動線は、下方向に進行して22,000円辺りに向かうと思われます。

■今週のドル円予想
上限値107.95円~下限値106.00円レンジ!!
◆朝6:00時点は107.45円辺りで始まり、独自総合指数は2.970(前日比↑)と上昇、米10年債金利は低下、NY金価格は上昇。高値は107.95円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は106.00円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。先週末は、円安が進み107.78円まで上昇、14日朝は107.41円で終えました。今週は、36日移動線は106.45円辺りで支持線を継続、15日移動線は106.87円辺りで支持線を継続するかがポイントになるでしょう。
◆米10年債金利は、2.957(18.2.22日5時)と上昇。その後、2.718(4.3日3時)まで低下して、本日は2.825(前日比↓)辺りで始まる。一方、米長短金利差は0.464(前日比↓)辺りで低下して最低値を更新、米長短金利差とドル円は乖離幅を拡大しているものの、短期的には収斂されて米長短金利差に引かれるものと思われ、円高圧力になっているようです。
◆ドル円の今後6月末辺りまでは、3月1日辺りで26週移動線(本日109.53円)が52週移動線(本日110.72円)を下方向にクルスし陰転して乖離幅を拡大中、この陰転の形状が現れると概ね長期的な下落トレンドになると推測できます。過去の形状から推測すると、15日・36日・18週移動線が最接近しフラット化するまでには、早くて6月以降と推測されます。安値目安は、英国国民投票時の16年6月24日の99.09円が目安になると思われます。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。
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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新

《WA》

 提供:フィスコ

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