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【通貨】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英主要経済指標を意識した相場展開に

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

■堅調推移、原油高などを意識したポンド買いも

先週のポンド・円は堅調推移。英経済指標はまちまちの内容だったが、米中貿易戦争回避の思惑が広がったことや原油価格の上昇を受けてポンド買いが優勢となった。米ドル・円相場が円安方向に振れたこともポンドの対円レート上昇を促す一因となった。取引レンジ:150円48銭-153円86銭。

■下げ渋りか、英主要経済指標を意識した相場展開に

今週のポンド・円は下げ渋りか。米英仏によるシリア攻撃が再開される可能性はあるものの、英中央銀行の金融政策に影響を及ぼすインフレ関連などの主要経済指標を意識した取引が主体となりそうだ。市場予想に沿った内容だった場合、5月利上げ観測はやや高まり、ポンド買い材料になるとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・17日:12-2月期ILO失業率(予想:4.3%、11-1月期:4.3%)
・18日:3月消費者物価コア指数(前年比予想:+2.4%、2月:+2.4%)

予想レンジ:151円00銭-154円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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