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【市況】内需からの資金シフトによって日経平均のリバウンド基調持続/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 21771.69 (+111.41)
TOPIX  : 1725.59 (+7.07)

[後場の投資戦略]

 日経平均は買い一巡後はこう着感が強まっており、5日線レベルでの攻防をみせている。ファーストリテ<9983>は次第に利食い優勢となり、SQ値(21853.92円)も下回っていることから、週末モードに入りやすいところである。また、米国ではJPモルガン、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ等の金融機関の決算が予定されている。そのため、この決算に対する市場反応を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい。

 その他、シリア情勢の緊張が和らいでいるとはいえ、積極的にオーバーウィークのポジションを取りにいく動きも限られよう。15日には北朝鮮・故金日成氏誕生日が控えていることも手掛けづらくさせそうだ。とはいえ、安川電<6506>は買い一巡後は売り買いが交錯しているものの、同社の決算を受けて、省力化や設備投資関連への波及もみられており、内需からの資金シフトによって日経平均のリバウンド基調持続が意識される。(村瀬智一)
《AK》

 提供:フィスコ

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