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【通貨】コインチェック、一部の匿名性の高いとされる仮想通貨の出金・売却を再開【フィスコ・ビットコインニュース】


1月下旬に不正アクセス事件の起きた大手仮想通貨取引所コインチェックが本日、一部仮想通貨(REP、DASH、ZEC)の出金及び売却を再開したことを発表した。

同社はこのほど、サービス再開に伴う技術的な安全性等の確認のほか、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与リスクに鑑みた措置を講じたという。今後、全てのサービス再開の可否については、技術的な安全性等の確認が完了した仮想通貨から順次行う予定だが、顧客の資産保護を最優先とし、まずは出金・売却の再開から実施する方針だ。

同社はこれまで金融庁に取引所として登録申請中であったが、難航していた理由の一つとして匿名性の高い仮想通貨の取り扱いが挙げられていた。今回のこれら匿名性の高いとされる仮想通貨における一部サービスが再開される格好となった。マネックスグループの傘下となることで、オンライン証券業界で創業以来培ってきた経営管理やシステムリスク管理のノウハウや人材及び顧客資産保護の体制を最大限活用することにより、顧客管理体制の整備も今後一段と期待されよう。

《SK》

 提供:フィスコ

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