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【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月6日記)


 日経平均株価の本日の続伸する動きは、3月26日以降がはっきりとした上昇の流れを作り、2月27日の高値2万2502円を目指す動きへ入っていることを示唆します。

 そのため、本日は寄り付き後、上昇を開始する場合、上げ幅の大きな動きになる可能性があります。

 一方で、2万1899円前後(2月14日2万0950円-2月27日2万2502円の上げ幅を3月26日安値2万0347円から取る)が目先の上値の目安になる値位置のため、この辺りで上値を抑えられる可能性も考えておきます。

 上値を抑えられる場合、4月2日の高値2万1597円が意識されている状況での上値の重さという見方になるので、引けにかけて2万1597円以下まで下げる動きになる可能性があります。


【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「株の値動きは4回のうち3回当てられる」(KADOKAWA)など著書多数。

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