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【材料】<注目銘柄>=黒崎播磨、原料高の販売価格への転嫁進む

黒崎播磨 <日足> 「株探」多機能チャートより
 黒崎播磨<5352>は2月2日に年初来高値5880円をつけたあと調整を強いられているが、ここは押し目買い好機と捉えたい。

 同社は1月31日に、18年3月期通期の連結経常利益見通しを従来の75億円から85億円(前の期比8.4%増)に上方修正。主力の耐火物で原料高の販売価格への転嫁が海外で進んでいるほか、半導体製造装置や電子部品向けセラミックスが好調に推移していることなどが寄与した。また、3月14日には21年3月期の連結経常利益目標を120億円とする中期経営計画を公表。国内では主要顧客向けのシェア拡大に注力するとともに大型建設用案件を着実に受注し、海外ではインドなどの成長市場での拡販を目指すとしている。

 足もとの株価は上値の重い展開となっているが、75日移動平均線が下値をサポート。PER8倍台、PBR0.8倍台と指標面には割安感があり、高値トライへ仕切り直しの展開が期待される。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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