【材料】コンセックは反発、無電柱化促進で電柱切断用新型ワイヤソーの需要加速
コンセック <日足> 「株探」多機能チャートより
同社は建設向けダイヤモンド工具の大手で、切削工具・建機と特殊工事が収益の柱。注目したのは、電線地中埋設化対応の電柱切断用新型ワイヤソーを手掛けており、受注獲得に向け本格攻勢をかけているところ。コンクリート柱を安全かつ効率的に分断できる切断機で、消音刃使用や吸引機による粉塵収集など環境に配慮した製品。
東京都は2020年のオリンピック・パラリンピックまでにできるだけ無電柱化を急ぐ方針で、その後は全国にこの動きが広がる見通しだ。18年3月期の営業利益は前期比76.5%増と大幅増益予想。19年3月期も切削工具の拡大が牽引し業績好調が見込まれている。PERは32倍と割高だが、PBRは0.5倍台と割安水準にある。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)