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【市況】東京株式(前引け)=続落、米株急落受け下値模索も後半下げ渋る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 26日前引けの日経平均株価は前営業日比81円98銭安の2万535円88銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は7億6182万株、売買代金概算は1兆3230億3000万円。値上がり銘柄数は397、対して値下がり銘柄数は1630、変わらずは55銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場が米中貿易摩擦への懸念から急落したことを受け、引き続きリスク回避の売りにさらされる展開。朝方に日経平均は2万300円台まで売り込まれる場面があった。その後は突っ込み警戒感からの買い戻しや押し目買いが入り、前場後半に下げ渋る展開となった。業種別には海運株が値下がり率で断トツとなったほか、電力株も下げるものが目立った。一方、原油高を背景に資源株の一角が堅調、円高が追い風材料となる紙パルプセクターなども買い優勢だった。

 個別では任天堂<7974>が大きく下げ、ソニー<6758>も値を下げた。東京エレクトロン<8035>も下値模索の展開。鎌倉新書<6184>、東亜建設工業<1885>が急反落、ヤマシンフィルタ<6240>も大きく下げた。インプレスホールディングス<9479>、ブレインパッド<3655>も安い。半面、JT<2914>、信越化学工業<4063>がしっかり、SMC<6273>、国際石油開発帝石<1605>も買い優勢だった。また、レノバ<9519>が大幅高、フジシールインターナショナル<7864>、ショーケース・ティービー<3909>なども値を飛ばした。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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