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【通貨】NY為替:ドル反発、米FOMC会合での追加利上げを織り込むドル買い

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

20日のニューヨーク外為市場でドル・円は、106円60銭へ上昇後、106円34銭まで弱含み、106円53銭へ戻して引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が開催する連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを織り込むドル買いが優勢となった。G20声明で、保護貿易に対する闘いに関する文言が削られ保護貿易への懸念がくすぶったほか、クロス円絡みの売りが上値を抑制し、上昇は限定的となった。

ユーロ・ドルは、1.2297ドルから1.2240ドルへ下落して1.2243ドルで引けた。ユーロ・円は、130円98銭から130円35銭へ下落。ポンド・ドルは、1.4020ドルから1.3983ドルまで下落した。英国の2月消費者物価指数が予想を下回ったため早期の利上げ観測を受けたポンド買いが後退。ドル・スイスは、0.9535フランから0.9570フランへ上昇した。

《MK》

 提供:フィスコ

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