市場ニュース

戻る
 

【材料】名古屋電は大幅反発、18年3月期業績および配当予想を上方修正

 名古屋電機工業<6797>が大幅反発している。19日の取引終了後、18年3月期の単独業績予想について、売上高を172億円から173億円(前期比15.5%増)へ、営業利益を3億円から7億円(同3倍)へ、純利益を2億6000万円から8億2000万円(同8.0倍)へ上方修正したことが好感されている。

 情報装置事業で新名神高速道路向けLED式道路情報板の据え付け工事が順調に進んだことに加えて、渋滞対策向け新製品の走光型運転支援灯システムの販売が堅調に推移したことが寄与した。また、検査装置事業で、新製品の3次元基板外観検査装置を大口顧客へ販売できたことも貢献したという。

 同時に、従来7円を予定していた期末一括配当を13円に引き上げると発表したことも好材料視されている。普通配当を3円増額して10円にするとともに、今年5月に設立60周年を迎えることを記念して3円の記念配当を実施するという。なお、前期実績の年7円に対しては6円の増配となる予定だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均