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2018年03月19日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:オハラ、大林組、ソニー

オハラ <日足> 「株探」多機能チャートより
■オハラ <5218>  2,915円  +171 円 (+6.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 16日、オハラ <5218> が決算を発表。18年10月期第1四半期(17年11月-18年1月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の5.4億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。光学機器用レンズ材や半導体露光装置向け高均質ガラスなどの販売が伸びたことが寄与。売上構成の良化や生産性向上も大幅増益に貢献した。上期計画の9.5億円に対する進捗率は56.8%に達し、5年平均の53.3%も上回った。

■丸和運輸機関 <9090>  3,440円  +125 円 (+3.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率10位
 丸和運輸機関<9090>が3日ぶりに反発している。同社は16日、国際トランスサービス(東京都文京区)と関東運送(東京都江戸川区)が受託していたコープデリ生活協同組合連合会(生活協同組合コープみらい)の商品配達事業を譲受し、新たに個配事業を開始したと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。同社は従来、関西圏を中心に生活協同組合の商品個配事業を展開しており、今回の譲受により首都圏での個配サービスのニーズに応えることができる。なお、同日には中国での低温食品物流事業の参入を目的に現地企業と設立していた合弁会社を解散することも発表している。

■桧家ホールディングス <1413>  3,125円  +110 円 (+3.7%)  11:30現在
 16日、東証が桧家ホールディングス <1413> [東証2]を23日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。発表を受け、TOPIX連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いに加え、知名度の高まりや株式流動性の向上を期待する買いが向かった。

■大林組 <1802>  1,186円  +6 円 (+0.5%)  11:30現在
 大林組<1802>が続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は16日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」へ引き上げた。目標株価は1540円(従来1560円)とした。ファンダメンタルズに関する見方に変更は無いが、株価が下落したことを受け、レーティングを変更した。同証券では(1)米国を中心に海外事業を強化しておりトップライン拡大志向が強い(2)土木・建築部門ともに完工総利益の安定基調が続く見込み(3)株主還元施策、投資計画などキャッシュの使途を明確にしている――などの点を評価している。

■アスクル <2678>  3,590円  -315 円 (-8.1%)  11:30現在  東証1部 下落率4位
 アスクル<2678>が急落、300円を超える下げとなっている。16日取引終了後、18年5月期第3四半期累計(17年5月21日~18年2月20日)の連結決算を発表。売上高は2639億7800万円(前年同期比4.9%増)、営業利益は39億3600万円(同41.2%減)、最終損益は46億5000万円の黒字(前年同期29億2500万円の赤字)と低調だった。個人向けネット通販事業「ロハコ」が伸び悩んでいるほか、倉庫火災に伴う物流倉庫新設などの投資負担も重荷となっている。

■ミニストップ <9946>  2,056円  -110 円 (-5.1%)  11:30現在
 ミニストップ<9946>は大幅反落となっている。前週末16日の取引終了後、集計中の18年2月期連結業績について、売上高が従来予想の2195億円から2070億円(前の期比5.1%増)へ、営業損益が17億円の黒字から1億円の赤字(前の期12億4100万円の黒字)へ、最終損益が1億5000万円の黒字から11億5000万円の赤字(同2億1500万円の黒字)へ下振れたようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。8月の天候不順や10月の2度にわたる台風の上陸、競争店の増加などで客数が想定以上に減少し、ミニストップ単体の売上高が計画を下回ったことに加えて、韓国、ベトナム、中国の各海外事業の収益改善が遅れたことが要因としている。

■ソニー <6758>  5,154円  -217 円 (-4.0%)  11:30現在
 ソニー<6758>が続急落。市場関係者によると「全体相場は為替の円高に対する警戒感が根強いが、そのなかソニーは円高デメリットを受けない銘柄として相対的に強さをみせていた。しかし、足もとは海外投資家とみられる売り圧力が顕在化している」(国内ネット証券大手)としている。ソニーの18年3月期は営業利益段階で前期比2.5倍の高い伸びを見込んでおり、円高懸念がないとすれば業績面から売り込まれる理由はない。にもかかわらず、外国人売りのターゲットになっていることは、「ハイテク株全体に対する今の地合いの逆風の強さを暗示している」(同)という。

■西松屋チェーン <7545>  1,188円  -37 円 (-3.0%)  11:30現在
 西松屋チェーン<7545>が反落している。前週末16日の取引終了後、集計中の18年2月期単独業績について、売上高が従来予想の1405億3000万円から1373億900万円(前の期比0.8%増)へ、営業利益が79億4000万円から68億5700万円(同12.9%減)へ、純利益が54億4000万円から47億6100万円(同7.0%減)へ下振れて着地したようだと発表しており、これを嫌気した売りが出ている。マタニティー用品などの売り上げが不振だったことが要因としている。

■東京エレクトロン <8035>  21,575円  -310 円 (-1.4%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、ディスコ<6146>など半導体製造装置メーカーが安い。前週末の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が小幅に反発したものの、アプライドマテリアルズなど大手製造装置メーカーが株価を下げており、関連銘柄の株価はやや上値に重さが出ている。東京市場では為替のドル安・円高に対する警戒感も根強く、東エレクなど輸出採算悪化への思惑が逆風材料となっている。

■ヒロセ電機 <6806>  15,570円  -210 円 (-1.3%)  11:30現在
 ヒロセ電機<6806>は小幅続落。日証金が16日、ヒロセ電機株を19日約定分から、制度信用取引の新規売りおよび買いの現引きに伴う貸借取引の申し込み停止措置を実施すると発表した。ただし、弁済繰り延べ期限の来た買いの現引きは除く。貸借取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から売りが優勢となっているようだ。

■新都ホールディングス <2776>  269円  +68 円 (+33.8%)  11:30現在
 新都ホールディングス<2776>がカイ気配スタートで急反発。株価は前週末19日に大きく下押したが、25日移動平均線をサポートラインに切り返す展開。同社は前週末の取引終了後、新規事業として貿易事業を始めることを発表、これを好感する形で押し目を買う動きが強まった。日用雑貨の輸出やポリエチレンテレフタレート、繊維・フィルムの輸入業務を予定しており、業容拡大に対する期待が投機資金の買い手掛かりとなっている。

■ドーン <2303>  1,779円  +300 円 (+20.3%) ストップ高   11:30現在
  ドーン<2303>が連日のストップ高。商用ドローンが政府による規制緩和の前倒しで本格普及するとの思惑が、物色人気の背景にある。同社はGIS(地理情報システム)クラウドソリューションで業界に先駆、防災・防犯分野で使われる空間情報技術を提供するクラウドサービス分野でも実績を重ねている。きょうは全体相場が軟調ななか中小型材料株の下げもきつくなっているが、そのなかで異彩を放つ動きとなった。

■FCM <5758>  4,180円  +700 円 (+20.1%) ストップ高買い気配   11:30現在
 FCM<5758>がストップ高カイ気配。前週末16日の取引終了後、18年3月期の単独業績予想について、売上高を228億円から231億円(前期比22.2%増)へ、営業利益を4億9000万円から6億3000万円(同2.2倍)へ、純利益を3億1500万円から4億500万円(同2.3倍)へ上方修正したことが好感されている。電気機能線材事業、電子機能材事業の両事業ともに想定を上回って推移していることに加えて、安定稼働による量産効果が貢献する。また、取り組みを進めてきた製品群の集約や人員配置の最適化も利益を押し上げるという。同時に、業績予想の修正に伴い、従来56円を予定していた期末一括配当を16円増額して72円にすると発表しており、これも好材料視されているようだ。なお、前期実績の32円に対しては40円の増配となる予定だ。

■仙波糖化工業 <2916>  970円  +150 円 (+18.3%) ストップ高   11:30現在
 16日、仙波糖化工業 <2916> [JQ] が配当修正を発表。18年3月期の期末一括配当を従来計画の10円→12円(前期は10円)に増額修正したことが買い材料視された。堅調な業績や今後の経営環境を踏まえ、株主への利益配分を増やす。4-12月期時点の最終利益は5.4億円と通期計画の4.4億円を24.8%も上回っており、上振れが確実視される状況にある。発表を受けて、権利確定日の27日を前に配当取りを狙う買いなどが向かった。

■ディー・ディー・エス <3782>  704円  +100 円 (+16.6%) ストップ高   11:30現在
 ディー・ディー・エス<3782>が午前11時ごろから動意づきストップ高。同社はきょう、指紋を高解像度で撮影することで得られる第三次特徴を利用する新しい解析アルゴリズムの開発に成功したと発表しており、これが材料視されているようだ。この解析アルゴリズムは、東京大学大学院情報学環セキュア情報化社会研究寄付講座グループとの産学連携研究として推進し、開発されたもの。同社では今後、より小さな指紋センサーへの対応、偽造攻撃への対策強化とともに、この手法を用いた指紋認証方式をスマートフォンメーカーなどに提案していく予定だとしている。

●ストップ高銘柄
 カーディナル <7855>  1,114円  +150 円 (+15.6%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 MSアジア <8682>  1,592円  0 円 (0.0%) ストップ安   11:30現在
 以上、1銘柄

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