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【市況】個人投資家株ファイター:今年も蔓延!花粉症関連銘柄【FISCOソーシャルレポーター】

ダイキン <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株ファイター」氏(ブログ「株ファイターの株報道」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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2018年3月2日18時に執筆

今年は全国的にインフルエンザが大流行している。厚生労働省によると全国約5000か所の定点医療機関から報告されているインフルエンザの患者数が3週連続で過去最多を更新したという。まだまだ予断は許されない状況だが、このピークが過ぎ去ったタイミングで今度は花粉症の季節が到来する。毎年多くの人が悩まされている花粉症ではあるが、株式市場では関連銘柄が注目を集めるテーマ銘柄でもある。

■花粉症
花粉症とは、スギなどの花粉が原因となって起こるアレルギー疾患のひとつ。特に冬の終わりから春先にかけて、くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの症状が出るという人が多いが、他にもヒノキ、イネ、ブタクサ、ヨモギなど約50種類の植物が花粉症を引き起こすと言われており、1年を通して発症する可能性がある。また、花粉症患者は年々増加傾向にあり、1998年と2008年とを比較すると有病率は1.5倍にまで増加している。

■花粉症が株式市場で注目される可能性
去年までは大丈夫だったから関係ないと思っている人も少なくないだろう。しかしながら、花粉症は誰でも発病する可能性があるアレルギー疾患なのだ。さらに日本気象協会は2月15日に今年の花粉飛散量に関して最新の見通しを発表し、注意を喚起している。それによると、今年の春に飛ぶスギやヒノキなどの花粉量は広い範囲で、去年よりも多くなるという。一部の地域では去年の2倍になると予想されており、万全の対策が必要となってくる。

■花粉症関連銘柄
<6367>ダイキン工業
同社独自のストリーマ技術が花粉症を悪化されるPM2.5と排気ガスの混合物によるアレルギーを悪化させる効果を抑制することを実証している。

<4508>田辺三菱製薬
同社では眠くなる成分が入っていない鼻炎用内服薬を販売しており、花粉症関連銘柄として注目度は高い。

<4551>鳥居薬品
同社は舌下から吸収して服用する錠剤のスギ花粉症薬について、厚生労働省から製造販売承認を取得。対象患者の制限がなくなり、12歳以下の小児でも服用できるようになった。

■一言
今年もすでに多くの人を悩ましている花粉症。年々患者数は増加傾向にあり、さらには去年と比較しても飛散量は増加すると気象協会が発表している。関係ないと思っている人でも発症する可能性は十分にあることからも、早めの対策をおすすめする。それと並行して、関連銘柄の動向にも注目していきたいところだ。

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執筆者名:株ファイター
ブログ名:株ファイターの株報道

《WA》

 提供:フィスコ

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