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2018年03月14日18時00分

【市況】14日の香港市場概況:ハンセン0.5%安で5日ぶり反落、ハイテク関連に売り


14日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比166.44ポイント(0.53%)安の31435.01ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が62.26ポイント(0.49%)安の12684.52ポイントとそろって5日ぶりに反落した。売買代金は1032億1900万香港ドルにやや縮小している(13日の売買代金は1101億8900万香港ドル)。

外部環境の悪化を嫌気。米政策動向の不透明感がくすぶるなか、昨夜の米株が売られた流れを継いだ。ティラーソン国務長官が電撃解任され、後任にはトランプ大統領寄りのポンペオ米中央情報局(CIA)長官が就任。米国の保護主義が強まると警戒されている。なお、取引時間中に公表された今年1~2月の中国経済指標では、鉱工業生産額や固定資産投資などは事前予想を上回ったものの、小売売上高は下振れた。

ハンセン指数の構成銘柄では、ハイテク関連株の下げが目立つ。小型電子部品メーカーの瑞声科技HD(AACテクノロジーズ:2018/HK)が2.8%安、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が2.2%安で引けた。中国と香港の銀行株も売られている。

中国の自動車セクターもさえない。華晨中国汽車HD(1114/HK)が2.0%安、東風汽車集団(489/HK)が1.4%安、吉利汽車HD(175/HK)が1.1%安と値を下げた。

半面、レアアース・非鉄セクターの一角は物色される。ニッケル大手の新疆新シン鉱業(3833/HK)が6.6%高、希土類製品・耐火材大手の中国稀土HD(チャイナ・レア・アース:769/HK)が2.0%高、モリブデン中国最大手の洛陽モリブデン集団(チャイナ・モリブデン:3993/HK)が1.5%高、マンガン大手の中信大モウHD(CITICダモン・ホールディングス:1091/HK)が1.1%高と上昇した。

他の個別株動向では、企業向けソフトウエア開発大手の金蝶国際軟件集団(金蝶国際ソフト:268/HK)は14.9%高と急騰。3年ぶりとなる期末配当の実施予定が刺激材料となった。

本土市場は続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.57%安の3291.38ポイントで取引を終えた。ITハイテク関連が安い。軍需関連株や空運株、ゼネコン株、自動車株や不動産株、金融株なども売られた。


【亜州IR】

《FA》

 提供:フィスコ

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