【通貨】東京為替:ドル・円は安値もみあい、日本株安で円買い基調
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
13日午前の東京市場でドル・円は安値もみあい。日経平均株価のマイナス圏での推移が目立ち、円買いに振れやすい展開となった。東京株式市場では日経平均が前日終値付近で推移したが、前引けにかけてはマイナス圏が続きリスク回避的な円買いに振れやすい展開となった。
ランチタイムの日経平均先物は軟調で、目先の日本株の下げ幅拡大が警戒される。それを受け、ドルは下押しされやすい地合いのようだ。
一方、麻生太郎財務相は前日に続き辞任を否定しており、一部で安心感による円売りが観測される。また、今晩の米2月消費者物価指数(CPI)発表を控え、ドル売りは慎重になろう。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円26銭から106円47銭、ユーロ・円は131円11銭から131円33銭、ユーロ・ドルは1.2333ドルから1.2341ドルで推移した。
【要人発言】
・麻生財務相
「信頼回復が最も大切だ。その点に関して必要な対応を行っていくのが私の仕事」
【経済指標】
・日・2月国内企業物価指数;前年比+2.5%(予想:+2.5%、1月:+2.7%)
《MK》
提供:フィスコ