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【通貨】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、日英間の金利差拡大の思惑残る


■堅調推移、リスク回避のポンド売りは縮小

先週のポンド・円は反発。欧州連合(EU)離脱後の英国とEUの通商関係に関する諸問題のすみやかな解決は困難との見方は残されているものの、リスク回避のポンド売りは一巡した。週末前は、米朝関係の改善を期待して円売り・米ドル買いが活発となり、この動きに連れてポンドの対円レートは上昇した。取引レンジ:145円09銭-148円55銭。

■下げ渋りか、日英間の金利差拡大の思惑残る

今週のポンド・円は下げ渋りか。具体的な手がかりが乏しいなか、引き続き英国の欧州連合(EU)離脱交渉の行方に関心が高まろう。一方、日銀の緩和的な金融政策は維持される見通し。英国との金利差拡大の思惑は消えていないことから、ポンドは下げ渋る展開が予想される。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:147円00銭-149円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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