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【材料】タカショー---18/1期は営業利益が20.8%増、プロユース部門が順調で国内外で増収

タカショー <日足> 「株探」多機能チャートより

タカショー<7590>は5日、2018年1月期連結決算を発表した。売上高が前期比1.5%増の174.89億円、営業利益が同20.8%増の6.07億円、経常利益が同77.3%増の5.71億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同50.0%増の2.28億円となった。

プロユース部門はインバンドにおけるホテル、商業施設等のコントラクト分野や住宅メーカーへのエクステリア商品が伸長した。エバーアートウッド・エバーバンブー・エバーアートボードの自社国内工場の生産力向上と共にエクステリア商品のパッケージ化も進め、特に別注対応ができる国内工場の強化と商品力が売上増加と利益増加に貢献した。

国内の売上高は、ホームユース部門では為替リスクの低減を目的に、一部の海外生産品において三国間取引していたものを当事者会社間の直接取引に変更したことにより減少したものの、プロユース部門ではアルミ製人工木「エバーアートウッド」を用いたエクステリア商品等の販売が順調に推移した。さらに、木、石、塗り壁、和風など様々な天然素材を再現したアルミ複合板「エバーアートボード」ならびに夜の庭を演出するローボルト(12ボルト・24ボルト)LEDライト等の照明機器の販売が順調に推移した結果、増収となった。

海外展開は、ホームユース部門における取扱商品の供給元を中国製造子会社に集約し原価コスト削減、生産性の向上を図るなか、販売子会社において大型ホームセンターとの新規口座開設や定番商品の投入、また為替リスクの低減を目的とした当事者会社間による直接取引への変更等の結果、増収となった。

2019年1月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比5.7%増の184.90億円、営業利益が同24.8%減の4.57億円、経常利益が同23.7%減の4.36億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同19.6%増の2.73億円を見込んでいる。

《MW》

 提供:フィスコ

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