【材料】三菱UFJなどメガバンク軟調、リスクオフ相場転換で米長期金利との連動性消える
三菱UFJ <日足> 「株探」多機能チャートより
ここ米10年債利回りは上昇基調を強めているが、最近は米長期金利の上昇がリスクオフ相場の象徴のようになっていたこともあり、メガバンクにとっても運用利ザヤの拡大というプラス材料として作用しにくくなっている。大手銀行株の下落は株式需給面でも個人の信用余力の低下を招き、全体相場の活力を奪っている。三菱UFJは26週移動平均線を大きく下に抜けており、中期波動でも下降転換を示唆している状況。当面は米大手金融株の動きを横目に底入れの機をうかがう展開となる。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)