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【通貨】外為サマリー:1ドル105円70銭台で推移、懸念材料多く戻り鈍い

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 2日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後5時時点で1ドル=105円72銭前後と、前日午後5時時点に比べ1円強のドル安・円高となっている。

 欧州時間のドル円相場は軟調地合いが続き、午後3時30分過ぎには一時105円70銭まで下落。その後はやや下げ渋る場面もあったが、懸念材料が多く戻りは鈍い。黒田日銀総裁の発言をきっかけに金融政策の早期正常化思惑が再燃しているほか、トランプ米政権の保護主義的な姿勢から積極的にはドルを買いにくい状況となっている。また、4日投開票のイタリア総選挙を前に欧州政治リスクも意識されているようだ。

 ユーロは対円で1ユーロ=129円64銭前後と同60銭強のユーロ安・円高。対ドルでは1ユーロ=1.2263ドル前後と同0.0060ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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