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【材料】ネクシィーズグループ---ラジオNIKKEIマーケットプレス1月18日放送

ネクシィーズ <日足> 「株探」多機能チャートより

ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業調査レポート』1月18日放送において、ネクシィーズグループ<4346>を取り上げている。主な内容は以下の通り。

最初に紹介するのは証券コード<4346>東証1部上場のネクシィーズグループです。

ネクシィーズグループは、企画力と営業力を武器にデジタル商材の販売で業容を拡大し、2002年には大証ナスダック・ジャパン市場に上場、2004年には東証及び大証1部上場を果たしました。現在の主力は2012年に開始したLED照明を始めに省エネ商材を初期投資オール0円で導入できる「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」を提供するエネルギー環境関連事業です。2016年にはブランジスタの子会社であるブランジスタゲームが、3Dクレーンゲーム「神の手」をリリースし注目を集めました。2017年9月には電力小売事業に進出しました。

主力はLED照明などの省エネ商材を提供する「ネクシィーズ・ゼロシリーズ」です。「日本の電気代を下げる」をスローガンに2013年9月期にスタートしたこの事業は、約5年で売上高約99億6000万円に達し、ネクシィーズグループの大黒柱に成長しました。初期費用をゼロとする独自のレンタル方式が飲食店・宿泊施設などのニーズに合致し、業界No.1の地位を確立しました。LED照明以外の他商材(節水装置、業務用冷蔵庫、業務用空調、食器洗浄機、スチームコンベクションオーブン、POSレジなど)の販売も好調に推移しており、新規の売上高の約21.3%を占めるまでになっています。

2018年9月通期の業績予想は、売上高が前の期と比べて2.8%増の165億円、営業利益が前の期と比べて2.2%増の21億円、経常利益が前の期と比べて7.5%減の21億円、親会社株主に帰属する当期純利益が前の期と比べて18.8%増の21億円と5年連続の増収と7年連続の営業増益を予想します。2017年11月に連結子会社のハクビを売却したなかでの増収増益予想であり、本業の成長性をうかがわせます。

ネクシィーズグループは2017年9月に電力小売事業に参入しました。2012年からLED照明等の提供を開始しており、コストダウンや省エネに関心の高い顧客が3万件を突破していいます。同じ営業組織が低価格が売りの「ネクシィーズ電力」を扱うことで、更なるコストダウンを提案できます。電力小売事業は一般には利幅は大きくはないが、省エネ商材とのセット営業が可能となるうえに、継続的な収入を確保し、経営の安定化に寄与します。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
「フィスコ presents注目企業調査レポート」毎週月・木曜14:30~14:45放送

《TN》

 提供:フィスコ

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