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【市況】NY株式:NYダウは347ドル高、金利上昇への懸念が後退

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

23日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は347.51ドル高の25309.99、ナスダックは127.31ポイント高の7337.39で取引を終了した。セントルイス連銀総裁が年4回の利上げに懐疑的な見方を示したことを受けて、長期金利の上昇が一服し、買いが先行。NY連銀総裁が米経済への影響を考える際に米国債利回りのみに注目すべきではないと発言したことも、投資家心理の改善を促し、終日堅調推移となった。セクター別では全面高となり、公益事業や半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。

法人向けハードウエア・サービス事業のヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)は2-4月期の利益見通しが市場予想を上振れたほか、自社株買いと増配を発表し、大幅上昇。PCメーカーのHPインク(HPQ)は売上高が予想を上振れ、堅調推移。運輸・宅配のフェデックス(FDX)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。一方で、食品のゼネラルミルズ(GIS)はペットフードのブルーバッファロー(BUFF)を買収したものの、下落した。

クラウドストレージのドロップボックスが新規株式公開(IPO)に向けた書類を当局に提出した。ハイテクではスナップチャット以来の大型IPOとなる見通しで注目を集めている。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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