【市況】ETF売買動向＝23日大引け、全銘柄の合計売買代金1840億円

　23日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.5％減の1840億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同30.1％減の1739億円だった。

　個別ではＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ設備・人材積極投資企業２００ <1485> が4.33％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が3.54％高、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> が3.31％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.15％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は6.98％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.65％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.06％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が156円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1247億5100万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1890億9200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が291億6300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が53億8900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が35億500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億8000万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が17億1100万円の売買代金となった。

株探ニュース