【材料】住友鉱が続伸、コバルト価格高騰で株高への思惑募る
住友鉱 <日足> 「株探」多機能チャートより
LME銅価格は2月9日に1トン当たり6700ドル台まで下押したものの、2月12日以降は急速な切り返しをみせ、足もとは7100ドル台まで回復。またニッケル価格も同様に2月12日以降急速に水準を切り上げ、直近1万3800ドル台と数年来の高値圏に再浮上している。この銅やニッケル価格の上昇に加え、最近はスマートフォンや電気自動車(EV)向けで高水準の需要があるコバルトの需給が逼迫、足もとの価格は2年前の3倍を超える水準に高騰しており、これが株式市場でも強く意識され始めた。そのなか同社株は銅やニッケル、コバルトなど非鉄・レアメタル市況との株価連動性が高いこともあって、先高期待が醸成されている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)