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【市況】22日の株式相場見通し=円相場にらみで神経質な展開、2万2000円台固めの動き

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京株式市場は、外国為替市場での円相場の動向をにらみながらの神経質な展開となりそうだ。日経平均株価が2万2000円を超えると、戻り売り圧力が強まる傾向があるため、この水準での日柄的な値固めが必要となりそうだ。前日の米株式市場で、NYダウ平均株価は続落した。ただ、22日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=107円50銭台と、前日夕刻に比べてやや円安・ドル高が進行している。

 21日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比166.97ドル安の2万4797.78ドルと続落した。この日は1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表された。緩やかな利上げが続くとの期待からダウは上昇したが、金利上昇を受け買い一巡後は反落。結局、100ドルを超す大幅安となった。アルファベットやフェイスブックは高い半面、アップル、ウォルマート、エクソン・モービルは値を下げた。ナスダック総合株価指数は、前日比16.080ポイント安の7218.228と3日連続の下落となった。

 日程面では、石川県知事選告示に注目。海外では、米1月のCB景気先行総合指数、独2月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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