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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】立憲民主・近藤氏:ドイツはどのようにして脱原発に舵を切ったか


近藤氏は「メンバーのお一人であるミランダ・シュラーズさんの講演会が、いよいよ今週末24日に迫りました。ぜひ、ご参加ください」とツイート。(2/21)


ドイツ政府は2011年に原発8基の運転を停止し、残り九基も段階的に稼働停止することを決定している。2022年末までにドイツ国内の全ての原発が停止する計画となっている。ドイツのヘンドリクス環境・建設・原子力安全相が昨年7月に東京新聞に寄稿した論文によると、ドイツでは再生可能エネルギーが大幅に拡大しただけでなく、国内の政治論争が納得いく形で収束し、エネルギー政策、気候変動政策の将来のあり方が示された。

ドイツのエネルギーシフトは、同様の計画を進める他国にとってモデルケースとなるだけではなく、ドイツ自身が他の部門や業種で構造改革を行う際に役立つ多くのことを学んでいると述べられている。ドイツは2050年までに温室効果ガスニュートラル(排出量と吸収量を相殺)を広範囲で実現しなければならない。そのために必要な変革を社会とともに形づくり、社会的、経済的、環境的に持続可能な行動をとるようになることを目指していると述べている。

《MK》

 提供:フィスコ

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