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【市況】個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】

ドル円 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。

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※2018年2月19日8時半に執筆

■算出根拠となる独自総合指数値は、2.801(前日比↑) :(前日2.779)
◆米10年債金利:2.873(前日比↓)
◆米2年債金利:2.194(前日比↓)
◆米10・2年債金利差:0.679(前日比↓)
◆日米10年金利差: 2.814(前日比↓)
◆ドル円: 106.20円(前日比↑)
◆NY金:1,349.70(前日比↓)
◆日経225先物: 21,870円(前日15時比↑)

■今週の日経平均株価予想(2月19日~2月23日)
始値:21,880 円(先週末比↑)
高値:22,200 円(先週末比↑)
安値:21,400 円(先週末比↑)
終値:21,800 円(先週末比↑)

■今週の日経平均株価予想
NY市場の米10年債金利は低下とドル円は上昇とNY金は下落。独自総合指数は2.801(前日比↑)と上昇。朝の日経225先物は21,870円(前日15時比160円高)辺りで始まる。始値は日経225先物にさや寄せて21,880円辺りで始まり、高値は22,200円辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間では21,400円辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。終値は、上げ幅を縮めて21,800円辺りまで戻すと想定。日足チャートの5日移動線(21,588円)が支持線として継続、週間では21,600円辺りを挟んでのもみ合う展開を想定。38週移動(21,300円)が支持線として機能し下値は堅いでしょう。ドル円は円高圧力になっていて、株価の重石になっているようです。

◆12月のメジャーSQ値(22,590円)と2月SQ値(21,190円)で、この値ラインを意識して日々の値動きをリサーチしています。


■今週のドル円予想
上限値107.80円~下限値105.30円レンジ!!
◆16:00時点は106.20円辺りで始まり、独自総合指数は2.801(前日比↑)と上昇、米10年債金利は低下とNY金価格は下落。高値は107.80円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は105.30円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。足元では、2月16日13時半に105.54円を付けてから自律反発しています。日足チャートの3日移動線は106.27円辺り、今週はこの3日移動線が、19・20日頃で下げ止まって横方向に移動するかがポイントになるでしょう。週間では106.20円辺りを挟んでのもみ合いレンジを想定。直近の安値(105.54円)を下回るようだと、16年10月28日の105.33円辺りが、次の節目ラインとして意識されそうです。また、これまで投機筋ポジション(11月1週から)のドル買い越しが摘み上がっていて、海外勢と投機筋の円買いポジション移行には、注意したいところでしょう。地政学リスク要因次第では、大きく動く場面もあるでしょう。
◆米10年債金利は、2.944(18.2.15日16時)と急上昇。本日は2.873(前日比↓)辺りで始まり、日米金利差が拡大したものの、ドル円は下落していて、上値が重くなっています。米長短金利差は0.679(前日比↓)辺りに低下、ドル円との連動性が復活して推移、円高圧力になっているようです。
◆ドル円の今後3月末辺りまでは、上限値109.00円から下限値104.50円レンジ内で、トレンドは段階的に緩やかな下落が想定されそうです。

(注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。

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執筆者:PIPE-gii
ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!!
※毎朝8時半前後に更新

《WA》

 提供:フィスコ

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