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【材料】個人投資家わらしべ:千代田インテグレは東証一部屈指の高配当成長株【FISCOソーシャルレポーター】

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家わらしべ氏(ブログ「テンバガーへGO!わらしべのブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2018年2月14日22時に執筆

フィスコソーシャルレポーターのわらしべです。

【全体相場軟調局面では高配当銘柄中心のポートフォリオが有効】

2月に入って日経平均株価指数は大幅な下落・円高進行となっており、ここのところ急落する銘柄が増えています。そんななかで私が注目しているのは「高配当銘柄」です。

全体相場の軟調局面が続くとリスク回避の現金化売りが出やすいため急落する銘柄が増えてくるのですが、「高配当銘柄」の場合は下値が限定的となることから押し目買いが有効な局面と考えられるからです。そういった観点から東証一部の高配当銘柄として千代田インテグレ<6915>に注目してみたいと思います。

千代田インテグレ<6915>
東証一部

【事業概要】
OA機器、AV機器、通信機器、自動車関連など各製品の機構部品、機能部品の製造販売

※自動車・スマートフォン関連の部材が伸長しています。


【前期配当を72円予想から95円に修正・今期も95円配当を予想】

同社は2018年2月9日の開示で前期配当を72円予想から95円に修正(2016年12月期実績の90円から5円増配)を発表するとともに2018年12月期の配当予想を95円としています。


【自己株式の消却を発表:自己株60万株・4.2%の消却・株主価値向上に寄与】

同社は2018年2月9日の開示で自己株式の消却を発表、自己株60万株・4.2%の消却を2018年2月28日に実施する予定と発表しています。

4.2%の自己株を消却することにより一株利益が向上し、株主価値が向上することが見込まれます。


【今期業績予想は売上高420億(前期比9%増収)営業利益30億(同13.5%増)を見込む
配当予想は95円】

2018年2月9日に開示された今期業績予想(連結)は売上高420億(前期比9%増収)営業利益30億(同13.5%増)を見込んでおり今期の好調な業績推移が予想されています。

また、今期配当は95円が予想されており、株価2月14日の終値「2,262円」で計算すると配当利回りは約4.2%と東証一部の配当利回りランキングベストテンに入る屈指の高配当銘柄と言えます。

【自己資本比率76.8%・利益剰余金298億と財務健全性は高くNISAでの長期保有にも適す】

同社は自己資本比率76.8%・利益剰余金298億(有利子負債10億)・現金同等物149億保有(17年9月現在)と財務健全性は極めて高く、NISAでの長期保有にも適す成長株と言えると思います。

【2015年には「3,450円」の高値をマーク、人気化すれば上値は高い】

同社の株価は2015年6月26日には「3,450円」の高値をマークしており、ひとたび人気化すれば上値の高い銘柄と言えるでしょう。

株価2,262円(2018年2月14日終値)

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執筆者名:わらしべ
ブログ名:テンバガーへGO!わらしべのブログ

《SK》

 提供:フィスコ

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