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2018年02月16日05時20分

【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

キトー <日足> 「株探」多機能チャートより

■マルマン <7834>  248円 (+50円、+25.3%) ストップ高

 マルマン <7834> [JQ]がストップ高。14日、同社に対して筆頭株主のマルマンコリア(非上場)がTOB(株式公開買い付け)を開始すると発表したことが買い材料視された。TOB価格が14日終値を49%上回る1株295円とあって、15日の株価はこれにサヤ寄せする動きとなった。買付期間は2月15日から3月28日まで。なお、TOB成立後も同社の上場は維持する方針。

■キトー <6409>  1,949円 (+389円、+24.9%)

 東証1部の上昇率トップ。工場用搬送機器メーカーのキトー <6409> が急反騰。同社は14日取引終了後に、18年3月期第3四半期累計(17年4-12月)の連結営業利益が26億700万円(前年同期比32.4%増)になったと発表。10-12月期では13億3800万円(前年同期比2.5倍)と急増しており、これが買い手掛かりとなったようだ。売上高は4-12月期累計で387億1200万円(同9.7%増)、10-12月期では140億5100万円(同11.6%増)となった。10-12月期に国内生産レベルが回復したほか、北米向けが順調に伸びていることなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■ブロドリーフ <3673>  1,222円 (+217円、+21.6%)

 東証1部の上昇率2位。ブロードリーフ <3673> が3日ぶり急反騰。14日、同社が3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料視された。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の2.26%にあたる100万株(金額で10億0500万円)を上限に、15日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買い(買い付け価格は14日終値の1005円)を実施すると発表。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感された。

■アドベンチャ <6030>  14,560円 (+2,450円、+20.2%)

 アドベンチャー <6030> [東証M]が4日ぶり急反騰。14日、18年6月期の連結売上高を従来計画の60億円→125億円に2.1倍上方修正したことが買い材料視された。航空券などの比較・予約サイト「skyticket」の取扱高が想定以上に伸びることに加え、1月に子会社化したコスミック流通産業、コスミックGCシステム、wundouの3社の業績上積みが上振れの要因となる。なお、広告宣伝費などへの積極投資を行う計画とし、利益予想は据え置いた。併せて、発行済み株式数(自社株を除く)の1.07%にあたる2万4200株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表しており、株主還元の拡充を好感する買いも向かった。なお、買い付け期間は2月14日から3月30日までとなる。

■DIT <3916>  3,340円 (+500円、+17.6%) ストップ高

 デジタル・インフォメーション・テクノロジー <3916> がストップ高。14日の取引終了後、3月31日を基準日として1対2株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入った。また、同時に発表した第2四半期累計(17年7-12月)連結決算が、売上高55億1600万円(前年同期比13.6%増)、営業利益3億7900万円(同24.9%増)、純利益2億5000万円(同29.2%増)と大幅営業増益となったことも好感されたようだ。既存顧客を中心にビジネスソリューション事業が順調だったほか、エンベデッドソリューション事業で車載機器関連やモバイル関連のアプリ開発、各種半導体関連の組込開発が増加し業績を牽引した。

■セルシード <7776>  536円 (+80円、+17.5%) ストップ高

 セルシード <7776> [JQG]がストップ高。同社は医療用細胞シートの開発を手掛けているが、14日取引終了後に発表した18年12月期の連結業績予想で売上高は11億7000万円(前期比13.8倍)、営業損益は2000万円の黒字(前期10億2400万円の赤字)を見込んでおり、これを好感する形で短期資金が流入した。 再生医療支援事業が好調で売り上げに寄与、また新たな事業である「再生医療受託事業」実施に向け準備を進めている。

■エーバランス <3856>  1,018円 (+150円、+17.3%) ストップ高

 Abalance <3856> [東証M]がストップ高に買われた。同社は14日に18年6月期上期(7-12月)の連結決算を発表。経常利益は前年同期比3.5倍の7億6300万円に急拡大し、従来予想の2億3200万円を上回って着地したことが買い材料視された。ソーラーパネルなどの販売を行う太陽光発電事業で前期からの繰越案件の売上を計上したうえ、第3四半期に売却を予定していた大型案件の引き渡しが前倒しとなったことが収益を押し上げた。通期計画の7億3100万円をすでに4.4%上回っており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■福山通運 <9075>  4,415円 (+620円、+16.3%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率5位。福山通運 <9075> が5日ぶり急反騰し、昨年来高値を更新した。14日、18年3月期の連結経常利益を従来予想の124億円→145億円に16.9%上方修正。従来の4.4%減益予想から一転して11.8%増益見通しとなったことが買い材料視された。今期業績の上方修正は昨年11月に続き、2回目。主力の運送事業で輸送量が想定を上回ることが寄与。人手不足を背景に人件費など外注費が増加するものの、業務効率化で吸収し、一転増益の見込みとなった。同時に発表した4-12月期の同利益は前年同期比18.8%増の127億円だった。

■シノケンG <8909>  2,860円 (+371円、+14.9%)

 シノケングループ <8909> [JQ] が続急騰。14日大引け後(15:00)に決算を発表。「今期経常は8%増で7期連続最高益、5円増配へ」が好感された。17年12月期の連結経常利益は前の期比23.3%増の122億円になり、18年12月期も前期比8.2%増の132億円に伸びを見込み、7期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。8期連続増収、増益になる。

■大豊建設 <1822>  597円 (+75円、+14.4%)

 東証1部の上昇率6位。大豊建設 <1822> が4日ぶり急反騰。14日、18年3月期の連結経常利益を従来予想の80億円→104億円に30.0%上方修正。従来の21.0%減益予想から一転して2.7%増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。売上は計画を30億円下回るものの、土木工事などにおける工事採算の改善が利益を押し上げる。同社は採算性を重視した選別受注に注力しており、その効果が出ているようだ。同時に発表した4-12月の同利益は前年同期比34.6%増の88.1億円だった。

■日機装 <6376>  1,296円 (+150円、+13.1%)

 東証1部の上昇率8位。日機装 <6376> が4日ぶり急反騰。14日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。「今期税引き前は8%増益へ」が好感された。17年12月期の連結税引き前利益は83.1億円になり、18年12月期は前期比8.3%増の90億円に伸びる見通しとなった。

■関電化 <4047>  1,190円 (+135円、+12.8%)

 東証1部の上昇率9位。関東電化工業 <4047> が4日ぶり急反騰。14日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を507億円から514億円(前期比11.6%増)へ、営業利益を75億円から86億円(同8.2%減)へ、純利益を49億5000万円から60億円(同10.3%減)へ上方修正したことが好感された。半導体投資拡大に伴う旺盛な需要を背景に、半導体・液晶用特殊ガス類の販売数量が増加し、同事業の売上高が計画を上回ることが要因という。また、業績予想の修正に伴い、従来5円を予定していた期末配当を6円に引き上げるとあわせて発表したことも好材料視されたようだ。年間配当は11円となり、前期比2円の増配になる予定だ。なお、同時に発表した第3四半期累計(17年4-12月)決算は、売上高372億9600万円(前年同期比12.5%増)、営業利益65億8100万円(同2.7%増)、純利益46億9700万円(同6.5%増)だった。

■インフォMT <2492>  873円 (+84円、+10.7%)

 インフォマート <2492> が3日ぶり急反騰。同社は15日、「BtoBプラットフォーム」の17年度の流通金額が4兆7203億円に達し、16年度の2兆2942億円から2倍に拡大したことを明らかにした。前日14日の取引終了後に発表した18年12月期通期の連結業績は、営業利益25億1200万円(前期比42.3%増)を予想。利用企業数の増加やソフトウエア償却費の減少による売上原価の減少などが業績の押し上げ要因になるとしている。また、年間配当については前期比80銭増配の7円34銭を計画している。

■ペッパー <3053>  4,725円 (+450円、+10.5%)

 ペッパーフードサービス <3053> が3日ぶり急反騰。14日に決算を発表。17年12月期の連結経常利益は前の期比2.4倍の23.2億円に伸びて着地。続く18年12月期も前期比73.9%増の40.3億円に拡大し、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期は立ち食い店「いきなり!ステーキ」の出店を加速し、新たに200店舗をオープンする計画。売上高は前期比73.7%増の629億円を見込む。

■アルプス技 <4641>  2,138円 (+185円、+9.5%)

 アルプス技研 <4641> が4日ぶり急反発。14日大引け後(15:30)に決算を発表。17年12月期の連結経常利益は前の期比11.1%増の32.7億円になり、18年12月期も前期比7.2%増の35.1億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。9期連続増収、5期連続増益になる。同時に、前期の年間配当を104円→116円(前の期は98円)に増額し、今期は68円とし、12月31日割当の株式分割を考慮した実質配当は17.2%増配とする方針とした。

■フェローテク <6890>  2,559円 (+207円、+8.8%)

 フェローテックホールディングス <6890> [JQ] が急反発。14日大引け後(15:30)に決算を発表。18年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比78.4%増の63.1億円に拡大し、通期計画の75億円に対する進捗率は84.2%に達し、5年平均の62.6%も上回った。

■IBJ <6071>  1,007円 (+80円、+8.6%)

 IBJ <6071> が急反発。14日大引け後(15:30)に決算を発表。17年12月期の連結経常利益は前の期比35.0%増の14.9億円に拡大し、18年12月期も前期比17.1%増の17.4億円に伸びを見込み、8期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。11期連続増収、8期連続増益になる。

※15日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース
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