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【材料】ホットリンク---17/12期は売上高が18.1%増、ソリューションサービスとクロスバウンドサービスが好調

ホットリンク <日足> 「株探」多機能チャートより

ホットリンク<3680>は13日、2017年12月期(2017年1~12月)連結決算を発表した。売上高が前期比18.1%増の25.83億円、営業利益が1.25億円(対前期比7.79億円の増加)、税引前利益が0.94億円(対前期比7.65億円の増加)、親会社の所有者に帰属する当期利益が1.41億円(対前期比7.80億円の増加)と前年から大きく業績を伸ばした。

ソーシャルクラウドサービス事業では、SaaSサービスは、ソーシャル・ビッグデータの分析ツールである「クチコミ@係長」シリーズは前期と比較し好調であり、ソーシャルリスクの監視ツールである「e-mining」シリーズも堅調だった。一方、従来からのレコナイズ事業のサービス停止による自然減により売上高は前期比7百万円減となった。

ソリューションサービスは、国内のプロモーション支援事業が好調で売上高は対前期比11百万円増だった。また更に、米国では子会社であるEffyis.Incのソーシャル・ビッグデータの新規アクセス権販売が好調であり売上高は前期比263百万増(同21.8%増)と国内、海外ともに好調を維持している。

クロスバウンドサービスも、主にトレンドPRを中心とした中国向けプロモーション支援事業が好調で、売上高は対前期比128百万円増と、こちらも大きく売上を伸ばしている。

2018年12月期通期は、2017年の好業績をさらに加速させるために、ベースとなるAIツールの開発の強化や新サービスの開発を加速させるために必要な積極投資を行うことから、売上、利益ともに保守的な予想としているが、引続き好調な業績は続伸させる予定としている。

《MW》

 提供:フィスコ

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