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【市況】NY株式:NYダウは253ドル高、主要企業決算を好感

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

14日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は253.04ドル高の24893.49、ナスダックは130.10ポイント高の7143.62で取引を終了した。1月消費者物価指数が予想を上振れ、利上げ加速への警戒感から売りが先行。その後は、原油相場の上昇や複数の主要企業決算が好感されたほか、米経済への楽観的な見方も広がり、堅調推移となった。ダウは250ドルを超す上昇となった。セクター別では、銀行や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で公益事業や電気通信サービスが下落した。

アクセサリーのフォッシル(FOSL)は決算内容が予想外の増収となり、一部アナリストによる目標株価引き上げを受け、前日比で2倍弱に急騰。ファストフードのチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は、同業ヤム・ブランズ(YUM)の「タコベル」部門の最高経営責任者(CEO)を新CEOに指名し、大幅上昇。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、人気プロデューサーのライアン・マーフィーと契約し、堅調推移。長期金利の上昇でJPモルガン(JPM)やゴールドマンサックス(GS)などの金融関連企業が軒並み買われた。

ネットワーク機器メーカーのシスコ・システムズ(CSCO)はマーケット終了後に11-1月期決算を発表、売上高、一株利益ともに予想を上振れた。時間外取引で上昇して推移している。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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